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DJ一戸建のブログです。北海道の札幌在住。ハードコアテクノ、アイドルソング等を作っています。このブログはジャンル問わず、僕がオモシロイ!気になる!大切だ!と思った事を書いています。

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マンガ「ちーちゃんはちょっと足りない」を読んで考えた”いないことになってた金の足りない貧乏人”



最近マンガやアニメの中で「貧乏人」をよく見かけるなと思います(アニメ版「ヤマノススメ」の”ここなちゃん”とか)。昔の作品みたいに飢餓とか戦後のド貧困とかまではいきませんが、わざわざ中流家庭と、狭く汚い家に住む貧乏キャラを描き分けてるなと感じることがしばしば。それを見ると最近まで「貧乏人」って娯楽作品では「いないことになってた」んじゃないかな~?!そう思います。


今回はそんな「いないことになってた貧乏人」「いる!」こととして真正面から描いてる、阿部共実先生のマンガ「ちーちゃんはちょっと足りない」を紹介しようと思います。


「ちーちゃんはちょっと足りない」あらすじ:
成績、お金、恋人、友達、いつも何かが足りない気がする女子中学生のちーちゃんとナツ。ある日クラスメートから「万引きしねえ?」と言われる。その場は上手くしのいだが、お金が足りずに買えなかった可愛いリボンが忘れられない。後日、教室で先生のプレゼント用にお金を集める事になり、その時事件は起きた…。『このマンガがすごい!2015』オンナ編第1位作品。


「ちーちゃんはちょっと足りない」はテーマがタイトルに全て集約されてます。読み始めると読者がタイトルから一番最初に連想するだろう「頭が足りない人」ちーちゃんが描かれます。中学生になっても割り算もまともに出来ないちーちゃん。そしてお金も足りないのでゲームも買えません。皆は普通に持っているのに…ちーちゃんには全てが「足りない」


後半は「足りない」のは、ちーちゃんだけなのか?!って事でストーリーが進展していきます。
少しネタバレになりますが皆、一見普通に見えて「金」が足りてなかったりします。ちーちゃんは頭も足りてないので「貧乏」も目立っちゃうのですが、実は他の登場人物も「目立たない様にしてるけど金が足りてない貧乏人」だという事が見えてきます。


最初にも書きましたが、ここ数年間は娯楽作品で「貧乏人」や「貧困層」って出てこなかったと思います。しかも貧乏からの成り上がりストーリーではなく、どこにでもいる普通の主人公が「貧乏」な作品が近年増えてます。やっぱ貧富の格差が日常になってきて、それが娯楽作品にも表れてきてるのかな~と思いました。



【「ちーちゃんはちょっと足りない」を読んで勝手に考えたこと】


僕は「貧困」「格差」にあまりドン引き!とかしないです。結構「存在して、あたりまえ」という印象です(餓死とかはヤバイけどね)


何故かというと僕の生まれた北海道の田舎では人口が少ないので、金持ちと貧乏人が同じ場所に存在して「見えて」いたからです。町全体にも土建屋をトップとした貧富格差ピラミッドがあったし、当然学校でも同じクラスに金持ちの子と貧乏な子がいました。


小学生の時、子供ながらに貧乏なんだろ~な~と思うA君という子がいました。A君を自分の家に呼ぶと必ずオモチャとかがなくなります、だから公園で遊ぶことにしました。公園だと物を盗まれないからです(笑)A君は手クセの悪さ以外はイイ奴だったので好きでしたね。A君の家に行くと彼はオヤツがわりに食べてるというドッグフードをくれました。うわっ!っと思ったけど「これ、うまいんだぞ!」というので食べてみたら結構うまかったです(笑)


札幌に出てきて子供の頃おやつにドックフード食べてた子がいてさぁ、と言うと「えっマジで!それ田舎だからでしょ」と言われます。僕は内心、ドックフードを食べてる貧乏な子は札幌にもいるだろう!っと思ったけど「あー、人口沢山いるから住み分けされてるのかな」と考えました。多分、住み分けがキッチリされていて、あるテリトリーに生きてる人は、あるテリトリーでドッグフードを食べてる子供がいたとしても「いないことになってた」んだなと思います。


マンガ「ちーちゃんはちょっと足りない」を読んで、そんな昔の事や「いないことになってた人」の事を考えたりしました。阿部共実先生のマンガは、他の作品も切れ味バツグンで表紙のデザインもカワイイです!!是非読んでみて下さい!


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