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DJ一戸建のブログです。北海道の札幌在住。ハードコアテクノ、アイドルソング等を作っています。このブログはジャンル問わず、僕がオモシロイ!気になる!大切だ!と思った事を書いています。

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マンガ「オンノジ(施川ユウキ著)」世界の終わりで笑い泣く!デストピア日常ギャグ4コマ!


施川ユウキ先生のマンガ「オンノジ」凄く面白かったです!1巻完結でグイグイ引き込まれました。デストピア設定漫画の中では笑って泣ける最高傑作かと思います。(デストピア:ユートピアの対義語。一見、理想郷に見えるが実はヒドイ犠牲や規制があるSF設定世界などのこと)


「オンノジ(施川ユウキ著)」ざっくりあらすじ:
ある日突然、世界から人が消えた、理由はわからない。一人ぼっちになった少女「ミヤコ」の日常4コマ漫画。無人の街で過ごすうちに“何か"の存在に気付いたミヤコはそれをオンノジと名付ける。2014年版『このマンガがすごい!』オトコ編9位


「オンノジ」は基本カワイらしい絵のギャグ4コマ漫画なんですが、設定が悲しいです。なんといっても世界から人が消え誰もいなくなった街で、少女がたった一人ギャグをかましてます。そしてギャグで笑った後にも必ず「一人ぼっち」「世界の終わり」という現実が襲ってくる。そんな構造になっています。


ギャグマンガの説明をするのは不毛なんですが…。例えばシーン1、テレビに映るカワイイ象さんがモリモリっと「1日100kgのウンコをします」という映像がくりかえし放送されます。何度も「1日100kgのウンコをします」と繰り返していて笑えるのですが、最終コマではテレビの中の人が(世界が滅びたため)気が狂って何度も同じこと繰り返してるんじゃないのかな?と思って終わる(笑)そんな悲しい空気がただよっています。


しかも、このマンガがすごいのは最初、「日常」4コママンガなのに途中からストーリーマンガのように「時間の経過」がおきます。サザエさんのように「永遠に終わらない日常」を繰り返しているわけではありません。


コミックの中盤に大きな謎のタマゴが出てくるのですが、後半に向けどんどんヒビが入っていきます。ほんわかしたギャグの後にもタマゴのヒビがドンドン大きくなる描写があり不安をあおります。タマゴが割れるという事は、日常の終わりと、このマンガの終わりを予想しちゃいますよね。日常4コマなのにハラハラさせられるのは初めてです(笑)そしてラストでこの世界のヒミツは解けるのか…?!


【読み終わって僕が考えたこと】


「つらい時こそ笑顔」とよく言いますが、僕はもう一歩踏み込んで「つらい時こそギャグ!」更に言うと「絶望の中心でハゲズラをかぶってバナナでこける!」って感じの事が好きです(笑)

なんかカッコよく「フッ…つらい闇の時代こそ笑顔だゼ!」だと中二病っぽいし、「悲劇の中でこそ可憐に咲く花のように」みたいな美しい詩でも、コッ恥ずかしさから素直に受け入れません。僕、大切な事をカッコ良く、美しく伝えられるのダメなんすよ(笑)

施川ユウキ先生の「オンノジ」はそれがなく、力の抜けたギャグで「大切な事」を伝えてくれるのでスンナリ受け入れることが出来ました。そこが僕には合っていたのだと思います。


大切な事は「ウンコ」のギャグで
汚く伝える!


それが良いのかもしれません。


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